“線状降水帯” 各地で大雨被害 広島・湯崎知事「ふだんから備えてほしい」

ことしの梅雨も全国で大雨による災害が相次いでいることを受けて、広島県の 湯崎英彦 知事は、「ふだんから備えてほしい」と呼びかけました。

広島県 湯崎英彦 知事
「今後、災害がいつ起きても不思議ではありません。命を守るために最も大切なことは、適切に避難行動をとっていただくことであります」

今月上旬、中国地方では予想された線状降水帯は発生しませんでした。ただ、四国・近畿・東海地方では発生が相次ぎ、西日本から東日本の各地で被害が出ました。

湯崎知事は、「予報通りであれば広島県内で災害が発生してもおかしくなかった」と話しました。

こうしたことから「ふだんからハザードマップを確認し、危険な場所を把握したうえで適切な避難行動を取れるように備えてほしい」と呼びかけました。

また、来月は、西日本豪雨の発生から5年になることから「災害からの復旧やこれからの防災・減災対策についてハード・ソフト一体となって取り組みたい」と話しました。

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