テニスの全仏オープン車いすの部男子シングルスで四大大会最年少優勝を果たした小田凱人(17)=東海理化=が20日、羽田空港に帰国後に記者会見に臨み「これまでのベストを決勝でささげて結果を出すことができた」と満面の笑みに達成感を漂わせた。
来年のパリ・パラリンピックの開催地での快挙でもあった。「同じ会場で優勝できたことは大きな意義がある」と強調した。
全仏制覇で最年少での世界ランキング1位も達成した。空港では所属先の関係者に自作の横断幕で祝福され「それだけ大きなことをできたのかと実感した」と語った。
7月にはウィンブルドン選手権に出場する。