姫路城や千姫、特産「揖保乃糸」アピール 姫路市も参戦、26中核市が「ご当地じまん」 東京

姫路市など全国の中核市が地元の魅力をアピールしたフェア=東京都千代田区霞が関3

 東京に事務所を置く26の中核市による「ご当地じまんフェア」が20日、東京千代田区の霞が関コモンゲート西館で始まった。兵庫県内からは姫路市が参加し、12月に世界遺産登録30周年を迎える国宝姫路城などをアピールする。29日まで。

 中核市東京事務所長会が2008年から企画。会場には各市がブースを設け、姫路市は姫路城の記念事業や、ゆかりの千姫を紹介するパンフレットを並べた。

 今年は、新型コロナウイルスの影響で中止していた特産品の販売を4年ぶりに再開。同市は28、29日、かりんとうや手延べそうめん「揖保乃糸」など播磨の特産品約30品目をそろえる。

 連動企画として、港区の「八芳園MuSuBu(ムスブ)」では各市の祭りを紹介する催しも。28日~7月2日、姫路市などの特産品が販売される。同市東京事務所の萩原靖生副所長は「今年は多彩な記念事業が開かれるので、ぜひ姫路に足を運んでほしい」と話す。(末永陽子)

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