選手採点&寸評:日本代表 4-1 ペルー代表【キリンチャレンジカップ】

[写真:Getty Images]

20日、キリンチャレンジカップ2023の日本代表vsペルー代表がパナソニック スタジアム 吹田で行われ、4-1で日本が勝利した。

超WSの選手採点と寸評は以下の通り。

日本代表採点

※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価

※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし

GK

1 中村航輔 5.5

ほとんどプレー機会なし。ビルドアップでは落ち着いてボールを捌く。失点はノーチャンス。

DF

2 菅原由勢 6.0

落ち着いた対応。守備面でも寄せが早く、攻撃時にはポジションを取ってあわやというシュートも。

(→16 相馬勇紀 5.5)

この日も右サイドバックでプレー。インサイドに入ってのビルドアップや高い位置を取るシーンも。守備では幅を取る相手に後手を踏んでしまった。

3 谷口彰悟 6.0

カウンターのピンチも遅らせた。後半は相手が形を変える中でもしっかりと対応。後半はラパドゥーラの1トップを抑える。難しい競り合いだったが、失点シーンは悔やまれる。

4 板倉滉 6.0

ゲレーロ、ラパドゥーラと強力2トップを相手に落ち着いた対応。失点シーンは仕方ない。

21 伊藤洋輝 6.5

三笘のサポートをしながら機を見てスペースに位置どり左足ミドルで初ゴール。守備でも落ち着いた対応を見せた。

MF

6 遠藤航 7.0

中盤のフィルター役。デュエルキングの名に相応しく、要所に顔を出して中盤を締める。押し込んだ時間帯は前に顔を出し、伊藤のミドルシュートをお膳立て。後半のピンチもしっかりと最終ラインに入り対応。

(→22 瀬古歩夢 -)

出場時間が短く採点なし。アンカーに入ってプレーした。

7 三笘薫 6.5

ボールを持てば脅威に。縦への突破、大きなサイドチェンジとパターンが増える。カットインからチームの2点目をゲット。3点目はしっかりと逆サイドの動きを見てアシスト。

8 鎌田大地 6.5

間でボールを受け積極的にゴールを目指す。ボールロストはあるも守備でも高い強度で何度もボール奪取。2点目は絶妙トラップからアシスト。3点目は起点に。

(→20 久保建英 5.5)

今日はインサイドハーフでプレー。前線で精力的にプレスをかけ、FKやCKではキッカーを務める。90分にはドリブルでの持ち出しから鋭いシュートも枠外。

14 伊東純也 6.5

何度も仕掛けて相手の脅威に。2点目は絶妙なヒールパスで起点となる。守備でもスプリントを見せてカバーに入る。3点目は見事なフリーランから落ち着いてゴール。

(→10 堂安律 5.5)

右サイドハーフでプレー。パスで組み立て、外と中をうまく使い分ける。あまり高い位置を取り続けられなかった。

19 旗手怜央 6.0

攻守にバランスを取る意識が高い。スペースを埋め、ペルーのカウンターにも対応。目立ったプレーは少なかったが及第点。

(→5 守田英正 6.0)

インサイドハーフとして後半から途中出場。遠藤とポジションを入れ替えたり、相手の形を見てダブルボランチ気味になるなど、守備で蓋をする。

FW

11 古橋亨梧 5.5

前線で何度も動き直し、惜しいシーンも。ただ、タイミングが合わず、裏に抜ける動きにはあまりボールが来なかった。不完全燃焼。

(→25 前田大然 6.0)

持ち味のスピードとスプリントで相手のDFを困らせる。背後を狙う動きで相手のパスを奪い見事にゴール。

監督

森保一 6.5

見事に2連勝。大幅にメンバーを入れ替えるも、それぞれが特徴を活かして4ゴール。2試合連続クリーンシートとはならなかったが、11vs11でペルー相手に良い試合。

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!

遠藤航(日本)

キャプテンとしての初陣。アンカーで見事な役割を果たし、中盤に蓋をした。攻撃にも参加し1アシスト。後半はピンチをしっかりとカバーした。

日本代表 4-1 ペルー代表

【日本】

伊藤洋輝(前22)

三笘薫(前37)

伊東純也(後18)

前田大然(後30)

【ペルー】

クリストフェル・ゴンサレス(後38)

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