モコモコした"アルパカ"も夏仕様「毛刈りで涼しげに」 りんどう湖ファミリー牧場

 夏本番を前に動物たちも衣替えです。那須町にある牧場では20日、ラクダの仲間・アルパカの毛刈りが行われました。

 もこもことした毛がトレードマークのアルパカ。

 那須町にあるりんどう湖ファミリー牧場では、本格的な夏を前にアルパカの毛を刈る作業が行われました。

 20日は、東京から来たヒツジなどの毛を刈るプロのスタッフが、一頭ずつバリカンで毛を刈り取っていきます。作業小屋では、アルパカが暴れてケガをしないように体を固定し、さらにバリカンで驚かないよう目隠しをして作業を進めます。

 首から下の全身にバリカンを滑らせ、20分ほどで1頭あたり2キログラム以上の毛を刈り取っていきました。

 心配そうに仲間に見守られるアルパカもいましたが・・・、作業が終わるとすっきりとして涼しげになりました。

 一方、高齢や風邪をひきやすいアルパカは、体温調節をしやすくするため、スタッフに「寿司ヘア」と呼ばれる背中に毛を残したスタイルです。

 もこもこの毛を脱ぎ涼しげになったアルパカ。夏を迎える準備ができたようです。

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