地域おこし協力隊が管理する施設で初の絵画展 アートを通じて"まちおこし"

 地域おこし協力隊が管理する空き家を活用した小山市の施設で20日から、栃木市のアーティストの個展が始まりました。

 個展が始まったのは、小山市地域おこし協力隊の横山賢さんが、空き家を活用して地域を活性化しようと、中央町2丁目の空き家をリノベーションして、若手事業者に貸し出している「エアクラフトキャリアー」です。

 個展はアートによる「まちおこし」を考えていた横山さんが、栃木市に住むデジタルアーティストebiさんと知り合ったことをきっかけに実現しました。貸しオフィスとしては初めての美術展です。

 貸しオフィスに入店しているアクセサリー店やネイルサロンなど6つの店舗に、個展のメインとなる「Missinng」や、パリのルーブル美術館で開かれた展示会に出展した作品など18点が展示されています。

 開催初日の20日、オープニングイベントとしてebiさんが共有スペースの壁に描いた作品、「声に出せ」を各店舗のオーナーが色を塗って完成させました。

 個展「これまでのこれからのはじまりの世界」は7月9日まで、ebiさんが会場にいる11日間開かれます。

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