2010年代を駆け抜けた、今泉佑唯や秦佐和⼦ら13⼈の元アイドル。彼⼥たちが当時と今を語る書籍『私がグループアイドルだった時 ―僕の取材ノート2010-2020―』が6⽉21⽇に発売!

⼤貫真之助・著『私がグループアイドルだった時』が本日6⽉21⽇(水)に双葉社より刊行された。 13⼈の元アイドルたちが当時と今を語り、時代を伴⾛したライターが「アイドルの伝え⽅」を再考する一冊だ。 2010年5月30日に放送されたNHK『MUSIC JAPAN』の「アイドル大集合SP」で、当時は知名度が低かったももいろクローバーが『行くぜっ!怪盗少女』を披露すると、ハロプロでもないAKB48でもない「第三極」の存在が少しずつ頭角を現していった。 8月に行なわれた、アイドルフェス・TOKYO IDOL FESTIVALは「第三極」の祭典の様相を呈した。ぱすぽ☆やバニラビーンズ、Tomato n' Pine、さくら学院などのグループがステージに立ち、ホストはアイドリング!!!。こうして、「第三極」の動きが活発化すると、アイドル戦国時代と呼ばれるブームが訪れた。 雑誌メディアもブームに乗っかり、水着グラビアがグループアイドルのインタビューやライブレポに変化していった。 しかし、2018年頃からブームはゆるやかに収斂。「第三極」のグループの多くは解散を余儀なくされ、アイドル、ファン、そして多くの関係者たちの夢は幻となった。 この頃から、長く、『EX大衆』(双葉社)や『Top Yell』(竹書房)等で、アイドルについての原稿を書いてきていた筆者の⼤貫真之助は、グループを卒業した女性たちに「あの頃といま」を聞くインタビューを不定期連載を開始。 足かけ5年、13人の元グループアイドルの女性たちのインタビューがまとまったのが本書『私がグループアイドルだった時』だ。 彼女たち、ファンたち、そして筆者本人を含めた関係者たちが、夢を見たものは何だったのか。また、アイドルを取り扱う雑誌媒体に、この10年、どんな変化が起きていたのか。「推し文化」の礎となったこのブームを、振り返っていく。 帯文書は、Tomato n' Pineを運営側の立場としてかかわっていた、ジェーン・スーが寄稿。アイドル文化を立ち止まり再考し、より良い形で後世に残すための本が完成した。

本書に登場する方々

秦佐和子(SKE48/2009~2013年在籍)

遠藤舞(アイドリング!!!/2006~2014年在籍)

槙田紗子(PASSPO☆/2009~2015年在籍)

レナ(バニラビーンズ/2007~2018年在籍)

小池唯(Tomato n' Pine/2009~2012年在籍)

高橋麻里(Dorothy Little Happy/2010~2018年在籍)

荻野可鈴(夢みるアドレセンス/2012~2019年在籍)

武藤彩未(さくら学院/2010~2012年在籍)

カミヤサキ(BiS〈第一期〉/2013~2014年在籍)

南端まいな(アイドルネッサンス/2014~2018年在籍)

広瀬晏夕(東京パフォーマンスドール/2013~2018年在籍)

斉藤優里(乃木坂46/2011~2019年在籍)

今泉佑唯(欅坂46/2015~2018年在籍)

推薦コメント

ジェーン・スー

「29歳になった小池唯さんがTomapaiを語るなんて、思いもよらぬことが起こるもんだな。大貫さんありがとうございます」

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