アーセナルが獲得を目指すイングランド代表MFデクラン・ライス(24)だが、ウェストハムは2度目のオファーも拒否したという。イギリス『BBC』が伝えた。
今シーズンのプレミアリーグでは惜しくも2位に終わったアーセナル。それでも7年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)の舞台に復帰するなど、近年は順調に成功を収めている。
ミケル・アルテタ監督の下で黄金期の姿を取り戻そうとしているアーセナル。その中で、今夏の補強の目玉はライスだが、ウェストハムにはまたしても拒否されてしまった。
『BBC』によれば2度目のオファーは総額で9000万ポンド(約163億円)とのこと。初期費用に7500万ポンド(約135億7000万円)を用意し、4回の分割支払いを提案していたという。
1度目のオファーを拒否したウェストハムは、移籍金の増額と短期の支払いプランを望んでいたとされ、今回のオファーも望み通りではなかったようだ。
アカデミー出身のライスは、2016-17シーズンにファーストチームでデビュー。ウェストハムでは通算245試合に出場し15ゴールを記録。イングランド代表としても41試合に出場しているが、さらに高いレベルでのプレーを希望し、2024年夏までの契約を延長せずに移籍を希望している。