改革に着手のユナイテッド、フレッジも移籍か? フルアムが関心も移籍金36.2億円が懸念材料に

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドがブラジル代表MFフレッジ(30)の売却を検討しているという。イギリス『テレグラフ』が伝えた。

インテルナシオナウでキャリアをスタートさせたフレッジは2013年7月にシャフタール・ドネツクへと完全移籍しヨーロッパでのキャリアをスタート。2018年7月にユナイテッドへと完全移籍で加入した。

中盤での汗かき役を担い、チームを支えてきたフレッジは、ここまで公式戦通算213試合に出場し14ゴール19アシストを記録。今シーズンもプレミアリーグでは途中出場が多いものの、35試合に出場し2ゴール2アシストを記録。公式戦では56試合と大車輪の活躍を見せていた。

ユナイテッドとの契約が残り1年となっているフレッジ。クラブの身売りなど、大きな動きを見せようとしているユナイテッドは、改革に動く可能性が高く、売りに出される選手の1人とも見られている。

そのフレッジにはフルアムが関心。ユナイテッドは2000万ポンド(約36億2000万円)の移籍金を望んでいるが、フルアムの予算を超えており、値引き交渉を進めているという。

一方のフレッジも、ユナイテッド側からは契約延長の話がない状況。フルアムへと移籍し、新たなキャリアを歩むことを考えているとされている。

エリク・テン・ハグ監督の中では、人員整理の中の1人とされているフレッジ。スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(26)も売却候補だが、こちらは2025年夏までの契約のため、フレッジを優先して売却することになると見られている。

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