国連が定めた「国際ヨガの日」の21日、東京都中央区の築地本願寺で在日インド大使館主催のイベントが開かれ、各国の大使館職員や一般の参加者ら約650人が集まった。梅雨の合間の晴れ渡った空の下、さまざまなポーズをとってヨガを楽しんだ。
インドはヨガ発祥の地で、ジョージ駐日大使は「ヨガには人と社会をつなぐ力がある」とあいさつ。参加者はインドの古代仏教建築を模した本堂に向かって並んだマットの上で、額に汗を浮かべながら約40分にわたり体を伸ばしたり瞑想したりした。
国連は2014年、インドのモディ首相の提案を受け、ヨガで重視される夏至の時期の6月21日を国際ヨガの日に決めた。(共同)