幼稚園教諭がペットボトル床に投げつけ 同僚との口論仲裁した園長に立腹、宝塚市教委が処分

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 ペットボトルを投げつけるなど不適切な行為を繰り返したとして、兵庫県宝塚市教育委員会は20日、市立幼稚園の20代の女性教諭を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。

 市教委によると、女性教諭は2月21日午前、職員室で同僚教諭と口論となり、仲裁に入った園長から指導を受けた際に立腹し、飲料水が入ったペットボトルを床に投げつけたという。ペットボトルは跳ね返って園長の右脚に当たったが、けがはなかった。

 女性教諭は2022年度以降、同僚とトラブルになった際に机をたたいたり、はさみを地面に投げつけたりするなどの行為が目立つようになり、園長らが何度も指導してきたという。園児の前では不適切な行為はなかったとみられる。

 市教委は「公務員として許されない行為。厳正に対処した」。女性教諭は「感情をコントロールできず、やってはならないことをやってしまった。申し訳ない」と反省している。(西尾和高)

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