二葉山トンネル工事再開には住民合意を 広島県と広島市に申し入れ

約半年間中断している広島高速5号線の二葉山トンネル工事について、住民らが合意なしに再開することのないよう申し入れました。

二葉山トンネルの掘削工事は住民と定めた数値を超える2.5ミリの地盤隆起が起きたため、約半年間にわたり中断しています。

先週開かれた専門家会議では、掘削機の圧力を低くすることで地面の隆起を抑える案についてほぼ妥当という判断が下されています。

住民らは工事を再開するにあたり、発注元の広島高速道路公社に出資している県と広島市に、住民との合意を得て進めるよう申し入れました。

二葉山トンネルを考える市民の会 越智秀二代表「とても受け入れるわけにはいかない。あまりにも一面的な対応の仕方であると申しあげておきたい。」

公社は県や広島市と協議した後地元住民に説明し、早急な工事再開を目指すということです。

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