上越地方は夏至の21日、上越市高田で今年最高となる31・1度、同市大潟で今年初の真夏日となる30・1度を記録するなど、各地で気温が上昇した。
同市立稲田小(茂木徹校長、児童304人)では登校してくる児童をミストシャワーで出迎え。楽しみながら熱中症対策を行っている。
「ウエルカムシャワー」と呼んでいるミストシャワーは、PTA有志による「親路(おやじ)の会」が設置。今年で4年目となる。児童玄関の軒下に取り付けたパイプから水を噴霧し、周囲の気温を下げる他、児童が直接浴びて涼を取る。
本年度は18日に親路の会メンバーが設置作業を行い、20日から使用を開始。21日朝は「暑い」と口にしながら登校してきた児童たちがミストを浴び、「涼しい」「虹が見える」と喜びの声を上げた。
同校では今週からプール授業が開始。水筒の持参を徹底する他、気温が高い場合は積極的にマスクを外すなどの熱中症対策を行っている。