福井県でも「マイナンバーカード」のミス6件 別人の顔写真を載せて交付、ポイント誤付与

 福井県福井市は6月21日、別人の顔写真を載せたマイナンバーカードを交付するミスが昨年度までに計3件あったことを明らかにした。さらに、マイナカード普及策「マイナポイント第2弾」を巡って別人へのポイント付与が福井市で昨年度2件、勝山市で本年度1件あったことが福井県への取材で分かった。

 福井市市民課によると、顔写真のミスは20、21、22年度にそれぞれ1件発生。いずれのケースも市役所窓口での申請時に職員が顔写真を撮影し、カードを作成する際にデータを取り違えた。一緒に申請に来たグループや家族間で写真が入れ替わったという。計5人に窓口で交付したり、郵送で送付したりした。誤ったカードを回収し、正しいカードを改めて交付した。

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