渋民の複合施設、2025年開館の見通し 資材不足で部品納入遅れ

玉山歴史民俗資料館の完成イメージ(市教委提供)

 盛岡市が渋民地区に建設する石川啄木記念館と玉山歴史民俗資料館の複合施設は、2025年1月に開館する見通しとなった。

 市によると、24年6月の開館予定から半年ほど遅れる。半導体や樹脂、金属などの供給が不足し、配電盤を構成する電子部品の納入の遅れが影響している。

 市は工事請負契約締結案を開会中の市議会6月定例会に追加提案。仮契約額は4億403万円で、契約相手は日本住宅(盛岡市)。

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