パソコンのウイルス対策名目で電子マネー3万円分をだまし取られたとして、新潟市東区の50代女性が6月21日までに、新潟東署に被害を届け出た。新潟東署は特殊詐欺事件とみて調べている。
新潟東署によると、16日に女性がパソコンでインターネットサイトを見ていると、画面にウイルスに感染したという警告画面が出た。表示された電話番号にかけると、片言の日本語を話す男から、ウイルス対策として電子マネーの購入を要求された。
女性は近くのコンビニで3万円分を購入し、カード番号を相手に伝えた。さらに購入するよう言われたが、夫が電話を代わって詐欺だと気付いた。