なにゃーとに「バルーン型遊具」 二戸市、遊び場確保へ導入

笑顔で滑り台で遊ぶ子どもたち。遊具の導入で広いホールの有効活用につなげる

 二戸市は今年、同市石切所のなにゃーとに、空気で膨らませて使う滑り台など「バルーン型遊具」を導入した。月によって使われる頻度が異なるホールの有効活用の一環。広い施設の特長を生かし、子どもの遊び場確保にもつなげる。

 18日は、地元の二戸ママサークルゆるりら(新田有佳代表、会員166人)が「ゆるりらんど」と称して初めて使用。子どもたちは特設の「室内公園」に喜び、元気よく駆け回った。

 導入したのは、滑り台2台と、ウサギ形の跳躍器具。このうち高さ約7メートルの滑り台はアスレチックスペースを備える。いずれも未使用時には空気を抜いて収納できる。常設せず、希望する団体などに無料で貸し出し、ホールで使ってもらう。

 問い合わせは同課(0195.43.3213)へ。

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