男女ともに日本が団体戦首位で最終日へ/トヨタジュニアW杯

団体戦首位で最終日に臨む女子チーム(左から飯島早織、馬場咲希、荒木優奈) ※提供写真

◇2023 トヨタ ジュニアワールドカップ Supported by Japan Airlines 3日目(22日)◇中京GC石野コース(愛知)◇男子6843yd(パー71)/女子6130yd(パー72)

ジュニアの国別対抗戦は日本チームが男女ともに団体戦首位で最終日に臨む。

女子は「66」でプレーした荒木優奈(日章学園高3年)が通算14アンダーに伸ばし、2位と3打差の単独首位に浮上した。馬場咲希(代々木高3年)は「68」で回り、この日「73」で回ったことしの「日本女子アマ」覇者、飯島早織(ルネサンス高3年)と並んで通算9アンダーで個人戦5位とした。2大会ぶり4度目の優勝を目指す団体戦では、通算30アンダーまで伸ばして2位米国に7打差をつけた。

馬場は「きのうに比べてティショットが安定していて、セカンドショットも打ちやすい位置についていたというのが良かった」とこの日のプレーを振り返り、「きょうは結構天気が悪い中でもアンダー(パー)でラウンドできた。あしたは晴れると思うので、この3日間より良いスコアで上がれるように頑張りたい」と力を込めた。

団体戦首位に浮上した男子チーム(左から佐藤快斗、本大志、小川寿興翔、丸尾怜央)※提供写真

6大会ぶり5度目の団体優勝を目指す男子は、佐藤快斗(埼玉栄高3年)が「67」で回り通算11アンダー、2位に1打差の個人戦単独首位に浮上した。本大志(もと・たいし/目黒日大高3年)が「68」で回り通算9アンダー3位。丸尾怜央(れお/日章学園高2年)は連日の「72」で回り通算4アンダー8位。小川寿興翔(じゅきと/高川学園高3年)は「74」で回り通算6オーバーの27位。団体戦では通算24アンダーまで伸ばして2位カナダに6打差とした。

大会は男子12カ国、女子8カ国が参加し、競技方式は4日間72ホールのストロークプレー。団体戦は1チーム4人の男子は各日上位3選手、1チーム3人の女子は同2選手の合計スコアで争われ、個人戦の表彰も行われる。

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