「平和の鐘」鳴らし、犠牲者の冥福祈る/水島空襲から78年、市民ら60人が参加【倉敷市】

1945年の水島空襲から78年を迎えた6月22日、倉敷市の水島緑地福田公園では市民らが「平和の鐘」を鳴らし、犠牲者の冥福を祈りました。
公園には地域住民らおよそ60人が集まり、空襲が始まった午前8時36分に合わせて住民の代表者2人が「平和の鐘」を鳴らし、犠牲者に黙とうをささげました。
水島空襲は、アメリカの爆撃機110機が軍用機の工場を狙って603トンの爆弾を投下したもので、工場の従業員や近隣住民合わせて11人が死亡、46人が重軽傷を負いました。
「平和の鐘」は倉敷市が設置したもので、広島や長崎の原爆の日や終戦記念日にも鳴らされます。

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