松井玲奈主演 福岡・佐賀を舞台に、3人の異母姉妹が織りなす物語 「緑のざわめき」公開日決定

夏都愛未監督、松井玲奈主演の映画「緑のざわめき」が、2023年9月1日より劇場公開されることが決まった。

「緑のざわめき」は、女優を辞めて東京から生まれ故郷の九州に移住しようと福岡にやってくる小山田響子(松井玲奈)を主人公とした作品。響子をストーカーする異母妹、同じく響子の異母妹で佐賀の集落に暮らす少女へと物語のバトンが受け渡されていく。にぎやかに旅行を楽しむ女性グループが交わり、軽やかな会話劇を見せながら、物語は思いもよらない方向へと進んでいくという内容となっている。

監督は、長編初監督作品である「浜辺のゲーム」が第14回大阪アジアン映画祭コンペティション部門でアートフィルムフェスティバルに選出された夏都愛未。響子の異母妹でストーカーをする菜穂子に岡崎紗絵、佐賀の集落に暮らす少女の杏奈に倉島颯良、響子の元彼である宗太郎に草川直弥、菜穂子の友人である絵里に川添野愛、響子の親友の保奈美に松林うらら、杏奈の幼なじみである透に林裕太、村に住む長老役にカトウシンスケ、杏奈の伯母である芙美子に黒沢あすかが顔をそろえる。

7月26日よりアメリカ・ニューヨークで開催される、北米最大の日本映画祭「第16回JAPAN CUTS~ジャパン・カッツ~」への出品も発表された。

夏都愛未監督は、「前作『浜辺のゲーム』を上映してくださったJAPAN CUTSに、本作も選んでいただけたことを、とても嬉しく思っています。ひとつの映画が⽇本を出ていき、NYという場所で多くの観客に観られることの大切さと、どう受け止められるのだろうかという緊張感の双方を感じながら、いよいよ今秋の日本での劇場公開に向け、より熱量を高めていきたいです」と、コメントを寄せている。

【作品情報】
緑のざわめき
2023年9月1日(金)ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次公開
配給:S・D・P
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