「原発冷却水の池に地雷」 ウクライナ、ロシア軍を非難

ウクライナ南部のザポロジエ原発=15日(ロイター=共同)

 【キーウ共同】反転攻勢を続けるウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は22日、南部のザポロジエ原発でロシア軍が大規模テロを検討しており、原発冷却水の貯水池に地雷を新たに埋めたと非難した。IAEAのグロッシ事務局長も21日の声明で、貯水池近くに地雷が敷設されたとの報告を承知していると発表した。

 ゼレンスキー大統領は22日、ロシアが同原発で「放射性物質の放出を伴うテロを準備している」との見解を発表。G20や国際機関の代表を集めて現状を説明したと明らかにした。

 ザポロジエ原発はカホフカ水力発電所のダムから冷却水を取っていたが、6日のダム決壊で長期的影響が懸念されている。

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