内川選手、子どもたちとキャッチボールなどで交流 別府市の明星小と明豊中を訪問【大分県】

バッティングをする内川聖一選手=22日、別府市の明星小
キャッチボールをする内川選手
キャッチボールをする内川選手

 【別府】大分B―リングスの内川聖一選手(大分市出身)が22日、別府市の明星小と明豊中を訪れ、児童、生徒と交流した。子どもたちに夢へ向かって頑張るきっかけにしてもらおうと別府東ロータリークラブ(赤嶺リサ会長)が企画。

 内川選手が明星小のグラウンドに姿を見せると、全校児童約270人が拍手で迎えた。内川選手は「みんなの心に残るような機会にできれば。一緒に楽しみたい」とあいさつした。先生や児童の代表とキャッチボールをした後、バッティングを披露。打球がグラウンドの外まで飛ぶと、児童は大きな歓声を上げて喜んでいた。

 質問コーナーもあり、児童は「一番印象に残っているホームランは」「なぜ野球選手を目指したのか」などと尋ねた。内川選手は成長のためのアドバイスを送った。

 橋本珠侑(しゅう)さん(11)=6年=は「バッティングの距離がすごかった。試合も見てみたい」。吉田塁君(12)=6年=は「野球をやっていたので、間近で見られてうれしい。練習して、内川選手みたいになりたい」と笑顔で話した。

 このほか明豊中では「諦めない気持ちを継続させる力」と題して講演。自身の半生を振り返り、夢を持つことの大切さ、目標設定のポイントなどを説明した。

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