ルカクをミランが狙う!? トナーリの売却益でチェルシーに買い取りオファーか

[写真:Getty Images]

ミランがライバルチームの選手を補強する可能性があるという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

2021-22シーズンはセリエAを制したものの、今シーズンはパフォーマンスが上がらず、ユベントスの勝ち点剥奪処分のおかげもあり4位に滑り込むこととなった。

そのミランだが、希望の星でもあったイタリア代表MFサンドロ・トナーリがニューカッスルへの移籍に迫っている状況。一方で、インテルも獲得を目指すサッスオーロのイタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)、また、ボルシアMGのフランス代表FWマルクス・テュラム(25)も獲得を目指すという。フランクフルトの日本代表MF鎌田大地(26)も獲得リストにいる。

トナーリ売却の資金で積極的な補強に動けるミラン。その中で新たな名前が浮上。それが、ベルギー代表FWロメル・ルカク(30)だという。

チェルシーからのレンタル移籍により今シーズンはインテルでプレーしたルカク。過去には、マンチェスター・ユナイテッドから完全移籍で加入し、インテルでは合計3シーズンプレーしている。

今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)の舞台でも対戦したルカクだが、チェルシーに居場所はない状況。一方で、インテルへの残留を目指しているものの、買い取る力はなく再レンタルを申し込んでいる状況だという。

そんな中で、資金を手にするミランは買い取るオファーをチェルシーに出すとのこと。4000万ユーロ()程度になると見られるが、チェルシーは人員整理も必要であり、ルカクを現金化することは望ましいとされている。

クラブを離れたテクニカル・ディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏やスポーツ・ディレクター(SD)のフレデリック・マサラ氏の時代とは大きく異なる補強戦略を見せている状況。ライバルのエースを奪えるだろうか。

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