武雄新体育館でヨガ体験 市民20人が心と体リフレッシュ

インストラクターの指導でヨガを体験する参加者=武雄市のケーブルワン・スポーツパーク(武雄市民体育館)

 本場インドに渡ったインストラクターからヨガを学ぶ体験教室が18日、武雄市のケーブルワン・スポーツパーク(市民体育館)で開かれた。5月下旬にオープンしたばかりの武雄の新たなスポーツの拠点で、市民20人が心と体をリフレッシュした。

 インドでヨガを学んだ江北町在住の永松直子さんが指導した。永松さんはゆったりとしたBGMが流れる中、あおむけになって腹部に手を乗せ呼吸と手のひらの温かさを感じるポーズを取り、「今日一日頑張ったね」と自身に優しく声をかけて、とアドバイスした。

 他人も自分も傷つけない「非暴力」を意味するサンスクリット語の“アヒムサ”という言葉を紹介し、「自分自身に無理をしない、自分ができる範囲でいい」というヨガの教えも披露した。市内の朝日町から参加した女性2人は「気持ちのいい時間を過ごせた」「ヨガの教えを生活に生かしたい」と笑顔を見せた。

 武雄市の市民団体ICE-T(アイスティー)が、男女共同参画推進事業の一環として開き、女性特有の体調の変化に対する男性や家族の理解についても考えた。(澤登滋)

    

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