「愚かな行為」「傲慢で幼稚」ペルー代表の幹部が久保建英の行為を痛烈批判、交換したユニフォームをピッチに落とす「日本の文化にそぐわない行為」

[写真:Getty Images]

ペルー代表のチームマネージャーを務めるフアン・カルロス・オブリタス氏が、日本代表MF久保建英の行為を批判した。ペルー『RPP』が伝えた。

【動画】ベンチに戻る久保建英、ユニフォームをピッチに落とす行為が批判の的に

ペルーはキリンチャレンジカップ2023で日本と対戦するために来日。20日にパナソニック スタジアム 吹田で戦い、4-1で日本が勝利していた。

日本にとっては南米の実力国相手の勝利、6月シリーズで2連勝と良いニュースが続いた中、試合後の1つの行動が大きくクローズアップされている。

それは、久保の行動。試合後、アレクサンデル・カジェンスとユニフォームを交換した久保。その後、女子ワールドカップを戦うなでしこジャパンを激励するため、なでしこ専用のアウェイユニフォームに着替え、場内を一周した。

その前、久保は足首を治療するためにベンチへ戻ったが、その途中ピッチにカジェンスのユニフォームをピッチに落としていた。しかし、この行為が侮辱的だと大きな騒ぎに。久保は自身のインスタグラムのストーリーズで謝罪。

「嫌な思いをしたペルーの人たちに謝罪したい。そんな意図はなかったけど、細かいことを考えなかった」と綴っていた。

しかし、この謝罪を受けても怒りは収まらない。ペルー『ATV』でオブリタス氏は怒りを露わに。久保の謝罪を受け入れながらも、厳しく批判した。

「愚かな行為だと思った。彼が謝罪したのは理解するが、私には彼の態度が傲慢で、幼稚で、平凡で、日本の文化にそぐわない行為だと思った」

悪意はなかったという久保だが、侮辱されたと感じるペルー陣営。その怒りは収まらないようだ。

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