仏リーグ、禁止されるスポーツ賭博行った選手&コーチ30名を処分…クルザワやハズリ、ブラなどにも制裁

[写真:Getty Images]

フランスリーグ運営団体の規律委員会は、スポーツ賭博の禁止に違反したとして制裁を受けたプロクラブの選手とコーチのリストを発表した。フランス『レキップ』が報じている。

フランスではプロサッカー選手は、国内外を問わず、サッカーの試合で賭博行為を行うことが禁止されている。そして、この禁止事項は、フランスのスポーツ規定、フランスサッカー連盟(FFF)およびフランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)の規定にも定められている。

今回の違反行為は、国立オンラインゲーム局(ANJ)とフランス国立宝くじ(FDJ)の協力のもとで行われたファイルの照合チェックによって特定された。

そして、今回制裁を受けた30名の中では、モンペリエの元チュニジア代表FWワービ・ハズリ、ナントのフランス人MFリュドヴィク・ブラが、それぞれ3000ユーロ(約47万円)、2000ユーロ(約31万円)の罰金処分を科された。

また、ナントのフランス人GKレミ・デカンは1試合の出場停止と、2試合の出場停止+1000ユーロ(約15万円)の罰金を科されている。

その他ではパリ・サンジェルマンの元フランス代表DFレイヴァン・クルザワやナントのカメルーン代表DFジャン=シャルル・カステレットといった選手に正式な警告処分が科されている。

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