ムーブ、キャスト、ブーン…走行中にカメラの部品落下する恐れ ダイハツがリコール…対象の車種、型式一覧

リコールの対象となったムーブやブーンの改善カ所(国土交通省HP引用)

 ダイハツは6月23日、ムーブ、キャスト、ブーンのリコールを届け出たと発表した。予防安全機能(スマートアシスト)用カメラの接着に不具合があり、最悪の場合、固定する部品が走行中に落下する恐れがあるという。

 同社によると予防安全機能(スマートアシスト)用カメラについて、ウインドシールドガラスへのカメラ固定用ブラケットの接着工程管理が不適切なため、接着力が弱いものがあるという。そのため、使用中にブラケットがはがれる可能性があるという。最悪の場合、走行中に落下して視界を妨げる恐れがあるとしている。

 対象車両については、カメラブラケットに接着補強材を追加する。利用者にはダイレクトメールなどで通知する。また、トールについてもフロントLEDフォグランプに不具合があり、使用を続けると点灯しなくなる恐れがあるとしてリコールを届け出た。トヨタ自動車も、前輪のサスペンションの土台となる部品(ロアアーム)に亀裂があり、走行中の振動で亀裂が広がり破断する恐れがあるとして「ヤリス」など3車種計59万4140台(2019年12月~23年5月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。31件の不具合報告があった。

ダイハツのリコール対象車両、型式

 

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