中国、米抜き科学貢献度首位 研究論文、日本は5位

自然科学研究貢献度の国別順位

 【北京共同】英科学誌ネイチャーの出版元シュプリンガー・ネイチャーは23日までに、世界の有力科学誌が2022年に掲載した論文に対する国別貢献度を分析した結果、中国が初めて米国を抜きトップになったと発表した。日本は21年と同じ5位だった。中国は国を挙げて技術向上を進めている。

 ランキングは、論文の著者や所属機関を収録するデータベース「ネイチャー・インデックス」を基にまとめた。ネイチャーや米科学誌サイエンスなど82誌に掲載された自然科学分野の論文について、著者が所属する機関の所在国の割合を算出し合計したものを貢献度として比較し、中国が1位になった。3位はドイツ、4位は英国だった。

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