NEWエンブレム登場!アストン・ヴィラが23-24新ユニを発表 新たな胸ロゴは「ギャンブル系」

プレミアリーグのアストン・ヴィラとキットサプライヤーのCastoreは22日、2023-24シーズンに向けた新ホームユニフォームを発表した。

Aston Villa 2023-24 Castore Home

アストン・ヴィラ 2023-24 Castore ホーム ユニフォーム

伝統のクラレットとブルーによる23-24新ホームユニフォームには、大きく分けて3つのポイントがある。

一つ目は新しい胸スポンサーであるオンラインカジノの「BK8」。プレミアリーグでは25-26シーズンを最後にギャンブル系スポンサーは禁止となるが、クラブは今回「BK8」とその25-26シーズンまで3年契約を締結している。

二つ目は全体を覆うユニークなグラフィック。これは定番のチャント“Allez, Allez, Allez”を歌うサポーターの歌声の「波形」をグラフィック化したものだ。

そして三つ目にして最大のポイントが、この新しいエンブレム。70年代や80年代を彷彿とさせる懐かしい丸型のエンブレムが戻ってきたが、これには大きな理由がある。

近年の姿からはイメージしづらいが、アストン・ヴィラは1981-82シーズンのUEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)優勝チームだ。

1982年5月26日にオランダで行われた決勝戦でヴィラはバイエルン・ミュンヘンに1-0で勝利し、クラブ史上初(にして現時点で唯一の)CL優勝を成し遂げている。

その優勝チームのレジェンドたちに敬意を表し、23-24モデルでは当時のエンブレムが復活となった。ただし描かれているライオンの向きは異なる。

右向きのライオンはなんと1874年のクラブ創設時以来の登場だ。ヴィラは2024年で創設150周年を迎えるが、今回の右向きライオンは恐らく来年の150周年イヤーに合わせたものだろう。

なお、エンブレムの変更はユニフォームやトレーニングウェアのみで、その他は引き続き盾形のエンブエムを使うという。

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クラシックなエンブレムが注目を集める23-24新ユニフォームは、7月15日に行われるウォルソールとのプレシーズンマッチでデビュー予定とのこと。

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