パナ傘下、テレワーク縮小 週3日以上出社を原則に

パナソニックコネクトの樋口泰行社長

 パナソニックホールディングス傘下でIT事業を手がけるパナソニックコネクトは23日、新型コロナウイルス流行で導入していたテレワークを縮小し、7月から週3日以上の出社を原則にすると発表した。対面でのコミュニケーションを活発にして生産性を高める。

 子会社を含めた国内の全従業員1万3400人が対象となる。現状では出社するかどうかを社員が自由に選択できる。東京都内にある本社での出社率は現状約3割だが、今後は6、7割まで高める考え。

 パナソニックコネクトの樋口泰行社長は「競争力強化には、職場でのコミュニケーションで得られるスピードやチームワークが重要だ」とコメントした。

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