滋賀県竜王町は23日、マイナンバーカードの署名用電子証明の再設定をする際、本来必要のない手数料を徴収するミスがあったと発表した。誤徴収分は、2018年度から昨年度までの225件で計4万5千円という。
町住民課によると、住所変更や名字の変更などで証明書の再設定をする手続きで誤って1件につき200円を徴収していた。窓口業務のマニュアルにも誤った内容を記載しており、昨年11月、町外に転出した住民が手続きした際に転出先の自治体からの指摘で判明した。
誤徴収した住民には返金する予定で、同課は「マニュアルを改訂し、国や県からの通知をしっかり読み込み、再発防止に努めたい」としている。