ネット利用時間、休日もTV超え SNSや動画、総務省調査

総務省

 2022年度に休日のインターネットの平均利用時間がテレビの視聴時間を初めて上回ったことが、情報通信メディアの利用状況に関する総務省の調査で23日分かった。ネットの187分に対してテレビは182分にとどまった。

 若者を中心に、交流サイト(SNS)や動画投稿サイトの利用時間が大幅に伸びているのが要因。20年度に利用時間が逆転した平日に続き、休日の余暇の過ごし方もネットが中心になってきた。

 休日のネット利用時間が21年度の176分から22年度は11分増えた一方で、テレビは193分から11分減少した。新聞を読む時間と、ラジオ聴取の時間はそれぞれ7分から5分に減った。

© 一般社団法人共同通信社