川崎フロンターレの「歴代最高ユニフォーム」8着!リーグを席巻する“青と黒の魔力”

2001年にJ2昇格を果たし、これまで数多くのタイトルを獲得してきた川崎フロンターレ。

いまやリーグ屈指の強豪へ成長したこのクラブには、黎明期から現在までデザインの優れたユニフォームが数多く存在する。

ここでは歴代のユニフォームから8着を選んでご紹介したい。

なお、初期を象徴するストライプの“グレミオユニ”については、画像の都合で大変残念ながら選外としている。

2021 ホーム

川崎フロンターレ 2021 Puma ホーム ユニフォーム

選手:三笘薫

J1リーグで2度目の2連覇を成し遂げたシーズンのホームユニフォーム。2020シーズンにクラブ史上初の2冠を達成し、このキットからエンブレム上の星が2つ増えて「5つ星」となる。

デザインは構造上“最強”と言われる「ハニカム」を全面に落とし込み、2012シーズン以来となるボーダーが復活した。

2020 ホーム

川崎フロンターレ 2020 Puma ホーム ユニフォーム

選手:田中碧

2季ぶりの優勝となった2020シーズンのユニフォーム。チームが必勝祈願を行う寺社(川崎大師)にインスピレーションを受けたデザインで、垂直ストライプと幾何学的な“飾り金具”のグラフィックが特徴的。

ホームゲームの際に等々力陸上競技場に設置する“川崎必勝だるま”をさり気なく描いたグラフィックもユニークだった。

2017 ホーム

川崎フロンターレ 2017 Puma ホーム ユニフォーム

選手:中村憲剛

クラブ創設21年目にして悲願のJ1初優勝を成し遂げたシーズンのユニフォーム。川崎Fの歴史を語る上で欠かせない一着だろう。

全体にファッショナブルなピンストライプを採用。『Paint it Blue』のキャッチフレーズをもとにしたデザインで、このフレーズは背面首元にも配していた。

2017 アウェイ

川崎フロンターレ 2017 Puma アウェイ ユニフォーム

選手:谷口彰悟

J1初優勝を成し遂げたシーズンのユニフォームは、アウェイモデルも独創的で素晴らしい。

抽象的で川崎Fでは珍しいタイプのデザイン。『Paint it Blue』のコンセプトを表現したグラフィックの中に、川崎市の7区それぞれの地形やマスコットの「カブレラ」を潜ませる。

2016 ホーム

川崎フロンターレ 2016 Puma ホーム ユニフォーム

選手:小林悠

川崎Fにとって原点回帰となったデザイン。日本フットボールリーグ(JFL)からJ2そしてJ1と、1997年から2000年まで一気に階段を駆け上がった時代のキットがよみがえる。

デザインは提携を結んでいたブラジルの名門グレミオのキットをモチーフとしたもの。現在のクラブカラー(水色、黒)はグレミオの2色である。願わくば再度の復活を希望したいデザインだ。

2013 ホーム

川崎フロンターレ 2013 Puma ホーム ユニフォーム

選手:大久保嘉人

J1を3位で終えたシーズンのユニフォーム。シーズン26得点を叩き出しリーグ得点王の座に就いた大久保嘉人の躍動する姿が思い出されるユニだ。

川崎Fでは異色のチェストボーダーデザインで、7本線でホームタウンである川崎市の7区を表現している。

2006 ホーム

川崎フロンターレ 2006 Asics ホーム ユニフォーム

選手:谷口博之

J1昇格2シーズン目にして2位と大躍進を遂げたシーズン。1999年から2010年までのキットサプライヤーはAsicsだった。

当時のユニフォームは水色と黒が半々のスタイルで、ある意味ではAsics時代の象徴的なデザイン。このスタイルは2008年を最後に使われなくなったが、2018年に復活している。

2004 ホーム

川崎フロンターレ 2004 Asics アウェイ ユニフォーム

選手:ジュニーニョ

川崎Fが歓喜のJ2初優勝と念願のJ1初昇格を決めたシーズンのアウェイユニフォーム。正にJ1昇格を確定させた敵地での水戸ホーリーホック戦で着用していたユニで、クラブの歴史に輝く一着と言えよう。

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5シーズン使い続けたグレミオタイプの1999-2003モデルからモデルチェンジし、クラブ一丸となって戦うという思いを込めたチームカラー2色の“たすき”をデザイン。その思いがJ1初昇格へとつながった。

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