札幌ドーム赤字、想定より拡大 社長が見通し 24年3月期 コンサート「新モード」不発

 札幌市の第三セクター札幌ドームの山川広行社長は23日、プロ野球北海道日本ハムの本拠地移転後初の決算となる2024年3月期決算で、最終的なもうけを示す純損益が、当初想定の2億9400万円の赤字から拡大する見通しを明らかにした。売上高も従来予想の15億3500万円から減る見込み。今春導入した中規模コンサート用の「新モード」の利用が計画を下回っていることが要因だ。

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