プチッとはじける甘さ 村山でブルーベリー園オープン

ブルーベリーを摘み取る親子=村山市白鳥・大沼ファームブルーベリーガーデン

 ブルーベリー狩りを楽しむことができる村山市白鳥の「大沼ファームブルーベリーガーデン」(大沼清孝代表)が23日、開園し、地元の子どもたちが鈴なりに実った果実をおいしそうに頬張った。

 広さ30アールの園地には17品種のブルーベリー300本と、約300本のラズベリーがある。2020年に収穫体験の受け入れを始めた。今年は寒暖差の影響で例年以上に甘いという。

 開園式には同市戸沢小の3年生10人や地元住民らが参加した。青紫色の果実を摘み取り、口に含んで「甘い」などと声を上げていた。井沢凛平君(8)は「プチッと取れる感触が楽しい」と話していた。

 収穫体験は8月中旬ごろまでの土日祝日で午前9時~午後4時。2日前までに予約する。入園料は大人千円、中高生500円、小学生以下無料。申し込みは市観光物産協会0237(53)1351。

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