すしレストランチェーン 元気寿司で定期株主総会開催

 3月期決算を行う企業の定時株主総会は、毎年6月下旬に行われます。以前は8割以上の企業が1日に集中していましたが、最近は数日に分散する傾向にあると言われています。株主総会の集中日の23日、宇都宮市内でも、すしレストランチェーンの株主総会が開かれました。

 東京証券取引所によりますと、国内の上場企業の今年(2023年)の定時株主総会のピークは、6月29日で、次いで23日と28日です。

 23日に宇都宮市のホテル東日本で開かれた、すしレストランチェーンの元気寿司の株主総会には、約260人の株主が出席しました。元気寿司は創業以来最高の売上で、株主総会では冒頭、藤尾益雄社長が「お客さまや株主の皆さま、関係者のおかげと感謝しています」とあいさつしました。

 そして藤尾社長を含む取締役6人の選任など、6つの議案を可決、株主からは、男女の均等な雇用や女性役員の登用などについて質問があったということです。

 総会後は、4年ぶりに懇親試食会が開かれ、すしレストランチェーンらしく、出席した株主全員に寿司セットが提供されました。

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