高齢者施設で新型コロナワクチン 既定の半量

鹿沼市は5月に市内の高齢者施設1カ所で医療機関が入居者や従事者あわせて100人に対して接種を行った新型コロナウイルスのワクチンが、既定の半分の量であったことがわかったと発表しました。

モデルナ社製のオミクロン株対応ワクチンを接種する際、既定の0・5ミリリットルではなく従来株の3回目以降と同じ0・25ミリリットルを誤って注射していたということです。現在のところ健康被害は確認されていません。

厚生労働省は、半量以上の接種は有効だとしていますが希望者には再接種を実施し、健康観察をしていく予定です。

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