エムバペは守銭奴なのか…PSGから235億円、レアルから200億円を得ると現地紙報じる

昨夏にレアル・マドリーへの移籍を封印し、PSGとの契約延長を決断したキリアン・エムバペ。

だが、2025年までの契約延長オプションを行使せず、2024年夏に退団するとPSGに通告したことで関係悪化が伝えられている。

そうしたなか、『Marca』では、エムバペとお金に関する話題を伝えた。

エムバペは2024年までの契約を満了した場合、PSGから年俸6000万ユーロ(94億円)とサインボーナス9000万ユーロ(141億円)の計1.5億ユーロを得る見込み。

そして、彼と弁護士は、来年1月から交渉が解禁されるレアルとの契約では1億~1.25億ユーロ(157~196億円)の契約金を得たい意向だそう。レアルでの年俸は2500~3000万ユーロ(40億~47億円)ほどになる見込み。

一方、PSG側はエムバペの0円流出を回避するために今夏の売却を望んでおり、レアル側に2億ユーロ(314億円)の移籍金を提示しているとされている。

その移籍が成立するためにエムバペ側の合意も必要になるため、レアルがPSGが2億ユーロを支払えばいいという単純な話ではない。そして、エムバペ陣営は金銭面で譲るつもりはないという。

もし、レアルがPSGに巨額の移籍金を支払った場合、レアルがエムバペに多額の契約金を支払うことはない。そして、エムバペがこの夏にレアルに移籍した場合にはPSGとの契約で得られるはずの1.5億ユーロも受け取れない。

エムバペと弁護士はその大金をみすみす失うつもりはないとのこと。

同紙では、ひとつの選択肢は、エムバペがPSGとのサインボーナスを放棄する代償として、レアルへの移籍金を大幅に下げることを挙げている。移籍金を下げる代わりにレアルで受け取る金銭的補償を上乗せするということのようだ。

ただ、同紙は最終的な選択肢はひとつしかないとしている。それはPSGとの契約を全うして、1.5億ユーロを受け取ったうえで、(移籍金としては)PSGに1銭も残さずに退団することだとか。

【関連記事】1位はメッシでも大谷同僚でもない!世界で最も金を稼ぐ最強スポーツ王10人

エムバペ側はここまで金銭面に執着しているのだろうか…。同紙では、PSGはエムバペに騙されたと感じてるとも報じているが、果たして。

© 株式会社ファッションニュース通信社