半分終わっちゃったら実はもう結構絞り込まれてるんですよ?!の巻/倉井史也のJリーグ

[写真:©︎J.LEAGUE]

さぁ半分終わっちゃったところで、これからいよいよ後半戦なワケですけど、過去のシーズン、トップとどれくらいさのあるチームまで優勝できてるのかって調べて見ちゃおうかな。いつもどおりJ1が18チーム構成になってから、そして2シーズン制だった2015年、2016年と、20チーム構成だった2021年を除くとこんな感じです。

年:17節1位/17節勝点|優勝/17節時勝点(トップとの差)

2005年:鹿島/36|G大阪/32|4

2006年:浦和/36|浦和/36|0

2007年:G大阪/38|鹿島/30|8

2008年:浦和/32|鹿島/31|1

2009年:鹿島/42|鹿島/42|0

2010年:清水/36|名古屋/35|1

2011年:横浜FM/34|柏/34|0(※17試合消化時点)

2012年:仙台/35|広島/33|2

2013年:広島/36|広島/36|0

2014年:浦和/36|G大阪/24|12

2017年:C大阪/35|川崎/29|6(16試合消化)

2018年:広島/41|川崎/33|8

2019年:FC東京/36|横浜FM/30|6

2020年:川崎/47|川崎/47|0

2022年:横浜FM/34|横浜FM/34|0

で、17節終わったときの首位の平均勝点が36.9。今年は横浜FMが勝点36なのでだいたい平均値。そして優勝したチームは第17節終了時点の平均勝点が33.7で、今、この差以内にいるのは名古屋(勝点35)と神戸(16試合消化・勝点33)ってとこでしょうか。第17節時点で優勝したチームと首位との平均勝点差は3.2なので、まぁやっぱり神戸までってことになりますな。

ただし!!!みなさん、2014年の異常なデータにお気付きになると思うんです。G大阪が考えられないくらいまくった年ですね。なので、この年を除いて考えると、優勝したチームが第17節で稼いでいた平均勝点は34.4、そして首位との平均勝点差は2.6になるのでした。

てなことを考えても——やっぱり優勝の目があるのは横浜FM、名古屋、神戸ってことになるのでしょう。いや!!もしかしたらここからまくってくるチームがあるかも。「G大阪の奇跡」が再現できれば、この時点で勝点24点の9位川崎(16試合消化)までは十分……じゃないけどチャンスはあるぞ!!

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