大行列…1年に100日だけ営業「かき氷屋」ムースもクリームも味変すごい20食限定メニューも【札幌】

朝10時、定山渓のカフェに行列を発見!皆さんのお目当ては「かき氷」。100日だけ限定で営業するかき氷店が今年も定山渓にオープンしました。ホテルのフレンチシェフが開発した、朝早くから並んでまで食べたいとっておきの「かき氷」、取材してきましたよ~。

「7時30分に家を出て、もう2時間くらい待ってる」
「見た目もすごいオシャレなんですけど、食べていくと中にも入っていて『おっ』みたいな」という皆さんの目的は…「かき氷」。

2022年新しくできた『風マチビルヂング』の1階に100日間だけ営業する、「森乃百日氷」。

ホテルのフレンチシェフが開発したかき氷の専門店で、2023年も6月17日から営業がスタートしました。

こちらは、抹茶のかき氷「あてなるもの」。
「あてなるもの」とは上品なものという意味で枕草子の一文から取った名前なんですって。

上にのっているのが「抹茶のエスプーマ」。ジャージー牛乳と合わせたムース状のクリームです。氷は48時間かけてゆっくりと凍らせた純氷を使っています。

抹茶濃厚で氷がすごくふわふわ!口の中でとろけます。エスプーマは滑らかな口当たり。

そして中には甘~いあんこが!
定山渓にある温泉まんじゅう店「大黒屋商店」の塩気のあるこしあんを使っていて、甘さと塩味で味が引き立つようにしているんですって。

そして柑橘系のフルーツの味も…。実は、あんこの他に、柑橘系のマーマレードが入っているんです。

和風のあんこと抹茶かと思いきや洋風の感じも入って、一度で二度おいしい!

こちらは、一番人気の商品、木苺のピューレが入った、「こころときめきするもの」。森の木苺のかき氷です。

キャラメルで味つけをした余市クルミとバナナきな粉を合わせたかき氷「雪の降りかかりたる」。くるみの食感ときなこの風味、和風のかき氷も絶品です。

そして、今回初の試みとして裏メニューを用意しています。

実は、その裏メニューがあるのは「森乃百日氷」から歩いて10分程の定山渓第一寶亭留 翠山亭にある森乃湯本店。

こちらが「裏二十日氷」。

20日ごとに味が変わる「二十日氷」をグレードアップさせたものが、本店だけで食べられる裏メニューです。

完全予約制で1日20食限定。

かき氷の表面には、すりおろしたしょうが、山わさび、パルメザンチーズがかかっていて、複雑な味わい。

甘いイチゴに、しょうがや山わさびのピリッとした刺激がアクセントになっています。

裏メニューにも氷の中にトッピングが入っているのですが、何が入っているかは秘密なんだそう。

第一賓亭留の大島彩乃さんは「ここでしか味わえない味や体験を定山渓の自然とともにお楽しみいただけたら」と話します。

定山渓「森乃百日氷」の営業は9月24日まで。贅沢なかき氷で夏を楽しんでみては?

森乃百日氷 山ノ風マチ店【定番メニュー(整理券制)】
住所:札幌市南区定山渓温泉2丁目2 風マチビルヂング1階
営業時間:午前11時~午後5時30分

森乃百日氷 森乃湯 本店【裏メニュー(完全予約制)】
住所:南区定山渓温泉西3丁目105(定山渓第一賓亭留 翠山亭敷地内)

*みんテレ6月19日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。)

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