海の環境保全や魚食の推進に取り組む「渚女子」の活動が23日、愛媛県宇和島市内で行われ、食について学んでいる高校生がマダイ養殖の現状を教わりました。
「渚女子」活動は愛媛県漁協女性部連合会が進めながら、その輪も広めようと取り組んでいて、同日は活動に賛同する「済美高校食物科学コース」の生徒ら約50人が、宇和島のマダイ養殖業者の講義を受けました。
生徒らは、資源保護の観点からエサの魚粉を減らす環境に配慮した養殖の推進や、水生生物の住処となり海の浄化にも貢献する「藻場」作りに協力していることなど、養殖業者の取り組みを学んでいました。
また、この後、郷土料理の鯛めしを調理し、魚食の魅力にも触れていました。
愛媛県は「渚女子」への参加を呼び掛けていて「活動を行った際は『#えひめ渚女子』をつけSNSに投稿してほしい」と話していました。