「ようこそ栃木へ」「日光を満喫してほしい」。日光市を舞台とする先進7カ国(G7)男女共同参画・女性活躍担当相会合が始まった24日、地元には歓迎の声が広がった。世界経済フォーラム「男女格差(ジェンダー・ギャップ)報告」が21日公表され、日本の女性参画の遅れが改めて浮き彫りとなったばかり。関連行事では県内中高生の代表がジェンダー平等に向けた「宣言文」を小倉将信(おぐらまさのぶ)男女共同参画・女性活躍担当相に託し、各国との議論や政府の取り組みに期待を寄せた。
各国の閣僚らは午後2時過ぎ、日光市中宮祠の県日光自然博物館に続々と到着。エントランスホールでは福田富一(ふくだとみかず)知事や粉川昭一(こなかわしょういち)日光市長が出迎え、地元の中宮祠小中の児童生徒も各国の国旗を振って歓迎した。