11月に国際金融サミットを開催

香港金融管理局(HKMA)の余偉文・総裁は今年に入ってから香港の国際金融センターや人民元の国際化についてのプロモーションに力を入れている。6月19日付香港各紙によると、余総裁は先にアラブ首長国連邦(UAE)を訪問した後、下半期にはサウジアラビア、インドネシア、マレーシア、タイを訪問する予定だ。対内的には香港の正常化後のムードを盛り上げるため、重要イベントの1つとして11月に再び「国際金融リーダー投資サミット」を開催すると予告した。HKMAは創立30周年を契機に11月6~8日にフォーシーズンズホテルで第2回「国際金融リーダー投資サミット」を開催。初日は晩餐会を開催するほか、2日目はサミット、最終日は金融学院と香港証券先物事務監察委員会(SFC)が国際投資家対話フォーラムを共催する。今回の規模は最多で280人と見込まれ、HKMAは続々と招待状を送り、反応は非常に良好という。すでに50~60人のCEO級の人が出席を承諾している。

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