駐東京経済貿易代表部が35周年

特区政府商務及経済発展局の丘応樺・局長は6月18日から東京訪問を展開しており、19日は特区政府駐東京経済貿易代表部の設立35周年記念レセプションに出席した。同日の香港メディアによると、丘局長はスピーチで「香港は世界に14カ所の在外経済貿易代表部を設置しており、東京経済貿易代表ぶは最も早く設立された拠点の1つ。香港と日本の経済貿易関係が一貫して密接であることが分かる」と述べた。丘局長は、香港からの日本への旅行者による今年第1四半期の消費総額は1050億円に上り、日本の海外旅客収益で第4位、消費総額の10%余りを占めたことを紹介。また昨年香港で支社を設立した海外・中国本土企業は約9000社だが、うち約1400社は日本企業で、日系企業は香港の外資系企業グループで最多となったことを明らかした。また日本の関係者に対し香港が早く地域的な包括的経済連携協定(RCEP)に加入できるよう支持を呼びかけ、香港が加入すればRCEPメンバーの財界により多くのビジネス・投資のチャンスをもたらすと指摘した。レセプションでは立憲民主党の海江田万里氏もスピーチを行った。

(写真:和仁廉夫)

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