今年の訪タイ中国人を500万人と予測

中国については、長引く不動産不況が経済の大幅減速につながっているなどと報じられているが、タイ国政府観光庁(TAT)によれば、タイを観光する中国人が順調に増えており、今年の訪タイ中国人数は約500万人に達する見通しという。ユタサクTAT長官は、「中国人のほとんどはコロナ禍で旅行に行けずにお金を貯めていたので外国旅行したいという欲望が強いと考えられる。今年タイにやってくる中国人はコロナ禍前の2019年の約1000万人の半分、500万人前後になるだろう。中国の人口の多さから考えると達成可能な数字」としている。ただ、訪タイ外国人数のランキングでは隣国ということもあって今年はマレーシアが1位、僅差で中国が2位になる見通し。今年1~5月期の訪タイ外国人数は、トップがマレーシアの約160万人、2位が中国の約110万人となっている。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

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