国内3冠を成し遂げたセルティックは、アンジェ・ポステコグルーの後任監督としてブレンダン・ロジャーズを呼び戻した。
そうしたなか、かつて中村俊輔ともプレーした元セルティックFWジョン・ハートソンは、『Daily Mail』のコラムでこう綴っていた。
「セルティックファンたちはアンジェのもとでのプレースタイルを本当に楽しんでいた。
ゴールを量産する本当に速くて、エキサイティングで勝てるサッカーだった。
ブレンダンには独自の戦術と哲学がある。彼はシステムをいじって、1~2人ほど補強するかもしれない。
だが、最終的にはアンジェ時代と同じようにセルティックはファンが愛するエンターテイメント性があるアタッキングフットボールをプレーするだろう。
国内から離れれば、セルティックが欧州(コンペティション)での改善を望んでいるのは言うまでもない。
昨季はアンジェのもとで多くのチームを驚かせたが、説得力があるものではなかった。
グループステージではレアル・マドリーと一緒だったが、他がRBライプツィヒとシャフタールだったので突破の可能性は大いにあると感じていた。だが、彼らはそれに失敗した(最下位で敗退)」
「セルティックが欧州で改善し、ファンたちにセルティック・パークでの特別な夜を与えて欲しい。
それがブレンダンの重要な任務だろうし、そのための資金も与えられるだろう。
セルティックには別のセンターフォワードとセンターハーフが必要だと思う。ターゲットにすべきエリアだ。
古橋に何かあれば、オ・ヒュンギュがいる。この韓国人は有望だが、まだ最高レベルでプレーしたことがないし、経験も浅い。
なので、自分ならCLでの戦いを前に別のFWを探すだろう」
今年1月にセルティックに加わったオは22歳のセンターフォワード。185cmと古橋とは異なるタイプでここまで7ゴールを決めている。
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ハートソンは、有望な選手としつつも移籍が噂される古橋の後釜としてはやや物足りないと感じてるようだ。