日本アジア投資<8518>、傘下のAJキャピタルを通じて車両整備のヤエガシを子会社化

日本アジア投資は、あおぞら銀行と折半出資で設立した投資会社のAJキャピタル(東京都千代田区)を通じて、車両整備を主力とするヤエガシ(秋田市)の全株式を取得し、子会社化した。AJキャピタル傘下の事業承継ファンド「サクセッション2号投資事業有限責任組合」(東京都千代田区)による第1号案件。取得価額、取得日は非公表。

ヤエガシは1962年に八重樫として創業し、車両整備に乗り出した。2009年に、同業の上野自動車(青森県野辺地町)が新会社のヤエガシを設立し、旧八重樫から事業を承継。2014年に旧八重樫の創業家出身の八重樫節子氏が経営に参画して以降も上野自動車が親会社として経営を支援してきたが、今般、八重樫氏を多面的にサポートし得る会社に経営を引き継ぎたいとの意向があったという。八重樫氏は社長として引き続きヤエガシの運営を担う。

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