マンチェスター・ユナイテッドが獲得を目指すもチェルシーに拒否され続けているイングランド代表MFメイソン・マウント(24)だがバイエルンが横取りするつもりのようだ。
チェルシーとの契約が残り1年となっているマウント。ユナイテッドは3度オファーを出し、最初は4000万ポンド(約72億6500万円)、2度目は5000万ポンド(約90億8000万円)、3度目は5800万ポンド(約106億円)+700万ポンド(約12億8000万円)と増額していったが、いずれも拒否される結果となった。
チェルシーは7000万ポンド(約128億円)を要求すると見られているが、ユナイテッドはこれが高すぎると判断。撤退する意向も示している。
イギリス『ガーディアン』によれば、進展しない交渉の中で横槍を入れようとしているのがバイエルンとのこと。トーマス・トゥヘル監督にとってはチェルシー時代に指導経験があり、マウントの能力を高く評価。国外クラブであれば、安く売却する可能性もあると考えハイジャックするつもりのようだ。
マウントには多くのクラブが関心を寄せており、本人がイングランドを離れるかどうかは不明。ただ、ドイツ王者でのプレーは魅力的に映っているとされている。
マウントはチェルシーとの契約延長を考えておらず、このまま移籍しなければ来年1月からは他クラブと交渉が可能。1年後にはフリーで移籍してしまうことに。アーセナルやリバプールも関心を寄せているとされるが、どういう決着を迎えるだろうか。