維新、公明選出全6選挙区に擁立 大阪・兵庫、衆院選で対決姿勢

日本維新の会の馬場伸幸代表

 日本維新の会は25日、大阪市内で常任役員会を開き、次期衆院選で公明党の現職がいる大阪、兵庫の全6小選挙区に候補者を擁立する方針を決めた。これまで見送ってきた対抗馬の擁立に踏み込み、対決姿勢を鮮明にした。馬場伸幸代表は、仮に公明側から候補者調整の申し出があっても「協議はしない」と断言。9月上旬をめどに候補者を選考する意向を記者団に明らかにした。

 6選挙区は大阪3、5、6、16区と兵庫2、8区。公明は大阪16区で北側一雄副代表に代えて山本香苗参院議員を擁立、残る5選挙区は現職を公認している。

 維新の擁立方針決定は全会一致だった。

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