ジャクソンのチェルシー加入迫る…25日のメディカルチェック受診後週明けにも正式発表へ

[写真:Getty Images]

セネガル代表FWニコラス・ジャクソン(22)のチェルシー入りが間近に迫っているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』など複数現地メディアが報じている。

今夏の移籍市場で大幅なスカッド刷新を図るチェルシーは、先日に半年前から加入内定が報じられたフランス代表MFクリストファー・エンクンクの加入を発表。

そして、RBライプツィヒMFに続く今夏2人目の新戦力は若きセネガル代表FWとなりそうだ。

チェルシーは先日にジャクソンとの個人間合意と共に、3000万ポンド(約54億8000万円)に設定される契約解除金の支払い意思をビジャレアル側に通知したという。

さらに、25日にはロンドンでのメディカルチェックが予約されており、このメディカルチェックで問題が発生しなければ、週明けにもジャクソンの加入が正式にアナウンスされる見込みだ。

2019年にビジャレアルのカンテラ入りしたジャクソンは、ビジャレアルB、ミランデスでの武者修行を経て2021年10月のベティス戦でファーストチームデビュー。

その後、昨夏にMFアレックス・バエナと共にファーストチーム昇格を果たすと、今季は公式戦38試合に出場し、13ゴール5アシストを記録。先のカタール・ワールドカップではセネガル代表の一員として自身初の大舞台も経験した。

今冬の移籍市場ではボーンマスやサウサンプトン行きの可能性が取り沙汰され、後半戦では自身を重用したウナイ・エメリ前監督からキケ・セティエン監督に指揮官交代が図られ、一時は前線のポジションで序列が低下。しかし、ラ・リーガの終盤8試合では4試合連続を含む9ゴールと圧巻の活躍を披露した。

フィニッシュの精度や判断面に課題を残すものの、188cmの恵まれた体躯に加え、体幹の強さと爆発的なスピードを生かした豪快なドリブル、リーチを生かしたボールキープ、シュートレンジの広さと大きな伸びしろを持つ逸材は、プレミアリーグ向きのプレースタイルの持ち主だ。

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